■はじめに。
VAIOを中古で手に入れ、まず行ったのがバックアップでした。
これは付属していたリカバリCDがイカレていたため、リカバリできない状態だったからです。
幸い、僕は自作DOS/V機を持っていましたので、それを使いバックアップをしようと考えました。
通常リカバリCDは作りづらいんですが、僕には天下のPlexWriterがあります。
これとCDresQを使うことにより、HDDイメージをCD-Rに焼けるのです。
欠点はそのPCにHDDをDOSレベルで認識させる必要があるということです。
そのため、とりあえず分解し、HDDを摘出する必要があったのです。
そこでCYBALIONを参照しながら分解しようとしたのですが・・・
Z505シリーズの画像がない!(T^T)g
ここからこの企画が始まります。
■PCG-Z505Dの分解。
まず、これから先に解説することを行うことはSONYの保証を捨てることになります。
それを理解した上で行ってください。
0,まず、注意点。
クリックすると大きくなります。 | ||
↑これと、 | ↑この | プラスチックカバーが外れやすいです。 |
これが結構分解途中に落下します。(^^ゞ
なくさないように気をつけてください。
1,LCDカバー。
まず、LCDの脇にあるカバーを外します。
これは505とは違い、簡単に外れます。
2,ネジ。
⇒印のネジ(12コ)を外します。
この時LCDは閉じておいた方がいいですね。
というのもキーボードを止めているネジでもあるので、落下防止のためです。
3,キーボード。
キーボードを反転するとフラットケーブルが見えます。
白いストッパーでくっついているので、ケーブル方向へゆっくりと伸ばし、
フラットケーブルを引き抜きます。
キーボードがなくなるとこんな感じです。
右下に見えるのがCPUのヒートシンクとファンです。
あと、この段階でメモリの増設が可能です。
まぁ、マニュアルに書いてあるんで必要はないかと思いますが、
初心者に優しいWebサイトらしいのでいちおう。(^^;
画像ではもう増設してありますね。
これで僕のZ505Dは128Mbytesになってます。
さて、次に外すのはスピーカー部分です。
ここがZ505シリーズ分解の最大難関です。
4,スピーカーカバー。
この2つの画像をよく見て下さい。
爪の方向がわかりますか?
これによってどうやって分解したらいいかわかると思います。
つまり、
キーボード面はLCD方向へ、
背面は側面方向へ、
それぞれずらしながら外します。
また、この部品自体はLCDについている爪の方向からわかるように、
左右側面方向にスライドさせればいいでしょう。
しかし・・・
右側のみ、このような爪の形をしているんですね。
これがなかなか難しい。
つまむようにして外しましょう。
ただ、結構フレキシブルなプラスチックなので、無理にやっても結構出来ちゃいますが。(^^;
で、ネジを外します。(左右ありますよ)
右のネジは「はがしたら保証なくなるよ」シールがありますので、
覚悟を決めて下さい。(^^;;
ちなみにはがすと「VOID」が残ります。(画像参照)
5,タッチパネル。
タッチパッドのある面を分解していきます。
またもやフラットケーブルに阻まれますので、これもいつものように、
白いストッパーをずらしてフラットケーブルを外します。
僕は基盤側の方で外しましたが、タッチバッド側で外しても問題ありません。
こんな感じになります。
スピーカーはタッチバッド側についているので、ケーブルが残っています。
HDDを外すだけならこれで十分なんですが、邪魔になると思う方は外してしまいましょう。
6,ハードディスク。
HDDのネジ2つを外します。
HDDは4点止めなんですが、はじめに外したネジに2つが含まれているために、
ここでは2つだけです。
少し浮かせてIDEケーブルをゆっくりと引き抜きます。
結構堅いですので慎重に。
無理にやるとHDDのピンが曲がります。
■組み立て。
逆の順序で行います。
フラットケーブルなどの逆差しに気をつけてください。
特に難しいことはないと思います。
ただ、ネジの種類が3種類ありますので、間違えないようにしてください。
■あとがき。
これでバックアップをとることが出来ました。
クリーンインストール(Win98SE)後、必要であろうアプリケーションをインストールし、
1Gbytes強になったHDDをCDresQに掛ける・・・
なんとCD1枚に圧縮できました!(T^T)g
というわけで、元気になったこのZ505D君でこのレポートを書いています。
個人的にはHDDは6.4Gbytesもあれば十分なので、UpGradeはしないと思いますが、
とりあえずIBMなら12Gbytesを入れられるわけですから、もう十分な容量になりますね。
ただ、ATA66には対応していませんからATA33で我慢するしかないでしょうが。
スピードを505に求めてはいけませんって。(^^;
written by Mashall